戦後日本の食文化は大きく様変わりをしました。洋食や中華料理又最近ではベトナム料理や韓流ブーム。私が見習いをしていた昭和４０年代はギョーザも一部の人の食べ物でした。それがここ最近ではこだわりギョーザやグルメ番組やまたスーパーでも冷凍が出回り日本での人気商品です。今回殺虫剤が混入され製造元の中国では原因追及に大騒動です。我々中華の業界でも風評被害が大変です。当店は地元の豚肉１００％のミンチ肉にキャベツ・ニラを入れて心を込めて毎日コックが手作業で包んでいます。８個で重量は１０５グラムで、鉄板で香ばしく焼きます。ちなみにタレやラー油も自家製ですよ。一人前３６０円ですのでぜひ食べにお越し下さい。

山口県の４５歳女性教諭が１１年間も自動車免許を切り替えずにいたことがわかりました。その人は「教員免許と同じく一旦取得すると終身のものだと思っていた。切り替えが必要なんですか？」だって。信じられない事です。生徒に教える前に一般常識の勉強が必要ですね先生。われわれもいろんな学びを積んで恥ずかしくない生活を送りたいものです。

先日ガレリアかめおかにおいて「食育セミナー」のシンポジウムにパネラーとして参加をしてきました。この事業は文部科学省の指定を受けて学校や家庭が食育の大切さを再確認するものです。特に朝ご飯に着目をしての議論で、各界の先生方や亀岡のＰＴＡ母親代表の方達も含めてのパネルデイスカッションでした。私は中華料理のオーナーシエフとしての出席でしたので家庭の食事「内食（うちしょく）」の大切さ、また「外食（がいしょく）」の持つ意義を発言しました。特に気をつけたいのは冷凍食品に代表される「中食（なかしょく）」でもあるともいいました。そうしているうちに有害な冷凍食品があることが報道していました。当店では仕込みに時間をかけて手作りで皆さんに提供しています。ぜひ家族の愛を確かめる外食空間を楽しんで下さい。

久々に手に汗握る熱戦の大相撲を堪能しました。千秋楽結びの一番の両雄がそれもがっぷり四つでお互い引きつけたり残したりでスポーツニュースやビデオで何回も見ました。優勝した白鳳も立派でしたがあれだけたたかれ休場していた朝青龍の地力や精神力にも感服します。しかしスポーツ新聞は途中、朝青龍が負けたときや横審の内館委員とのバトルだけ大きく扱い、勝ち進んでの名勝負には小さい紙面には変な感じを覚えます。まっすぐな気持ちで国技を応援しましょう。しかし大関以下の奮起も待たれます。い出よニューヒーロー。

新年会でお呼ばれに行くときや家での食事ではやはり冬は鍋料理が多いですがそこでは必ず「鍋奉行」がいます。何から先に入れてどれだけの時間になればあげてアクの取り方や最後の雑炊時間になればご飯の入れ方固さ玉子海苔などのタイミングに至るまでいろんな好みがあり私も仕切ります。焼き肉の食べ方でも私は最初に「ミノ」と「味付けタン」をさっとあぶるだけで食べます。そのあと「テッチャン」や「ウルテ」などをゆっくりと焼いていきます。「カルビ」はミデイアムに焼いて「サンチュ」や白いご飯に巻いて食べるとおいしいですよ。そんな「談義」をいろんな方々としたら食事そのものが楽しくなりますね。

どこの地区でも町の商店街があります。昔は年末大売り出しや商店街のセールなどで経営や結束などにぎわっていました。最近は大型店やロードサイドの店やまた交通網のの発達で地域の商店街の活性化に欠けています。先日亀岡市商店街連盟の新年会に参加しました。各町から色んな業種の商店主やまた市長・議員の方々など和気藹々とこれからの商店のあり方を懇親会の場で語り合いました。おいしい牛シャブやアルコールを共にして冗談やまた真剣な議論など有意義な時間でした。しかし大雪になり、２次会無しで皆さん帰宅でした。

芥川賞作家に異色の「シンガーソングライター」である川上末映子さんが決まりました。父親が定職につかず貧しく育ちその為母や姉・弟などと今でも結束が強いとも。やはり裕福では生ぬるくなるのでしょうか。中学時代から書くことが好きで「乳と卵（ちちとらん）」というタイトルや着眼などユニークです。今年は直木賞共々３０代の若い女性が選ばれましたね。受賞後一気に音楽も売れ出したそうです。

今年一番の寒さの中。各地で成人の日の式典が行われました。最近では以前あったような妨害や騒動もなくまた若者の手作りの式なども増えて来て喜ばしいことです。今後は大人の自覚を持ち将来の世の中の中心になるよう知識や経験などを豊富に身につけていって欲しいと思います。亀岡料飲連合会では成人のお祝いに１０％の割引をおこなっています。当店も今年成人を迎えた方はグループ全員に割引をします。今月いっぱいです有効ですので割引と書いたプリントを持ってきて下さい。

今年も初春の名物「女子駅伝」が寒い京都市内を駆け抜けました。テレビで見ていると小雨も降ったりまた日が照ったりとした状況の中見事地元京都が新記録で４連覇でした。注目のふるさと三重県からでた野口選手も７人も抜いて貫禄でした。プロのスポーツも見ていて気持ちがいいですがアマスポーツもすがすがしいです。この中から将来のオリンピック選手が出ると思うとみんなに拍手を送りたい気持ちになります。北京オリンピックでは女子マラソンのあと１人の選手は誰が選ばれるのでしょうか。

昭和２３年に（社）日本食品衛生協会は当時の厚生省の指導のもと産声をあげ本年６０周年を迎えます。「亀岡食品衛生協会」も今年記念すべき５０周年という節目を迎えます。１１月に式典を行うことが決まりその実行委員長を仰せつかっております。衛生協会の活動目的は「公衆衛生の向上と増進に寄与」することから「国民の健康の保護を図る」に法律が変わりました。健康の源は「食」であり「安全で清潔」を基本に我々職業にしている人も家庭で台所を預かる人も真摯に食べ物を取り扱う必要があると年頭に改めて感じています。