6代文枝
2011年7月16日
桂三枝が6代目文枝を来年襲名します。6代目といえばあの松鶴が有名ですので「6代」と言うそうです。東京落語は真打ち制度がありますが大阪(上方)は襲名披露が大きなイベント・お祝い事です。あの桂文枝師匠は小文枝だった若い頃あの出っ歯でニコニコ笑いながら落語をしたり「NHK素人名人会」の審査員で西条凡児との軽妙なやりとりも今は懐かしいです。三枝は創作落語を確立して(私は「鯛」が大好きです)また「ラブアタック」や「新婚さんいらっしゃい」などちょっと小馬鹿にしたようなしゃれっ気がファンも多く小気味いいです。しかし、こうして上方4天王が受け継がれるのは落語ファンとして嬉しく、新しい文枝を守り発展させ、ますます我々を楽しませて欲しいものです。