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オーナーシェフ日記

『昔はコックは包丁1本で仕事できたのに今はパソコンもしなあかん!大変やわ~』 なんて言っていましたが、だんだんパソコン作業にも慣れてきました。
ノートPCを使ってできるだけ更新しますので、また気づいたことは、メールをください。

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京都の中華業界の歴史

京都府中華料理組合の副理事長という立場で この度「京都中華組合の歴史・沿革・活動」をまとめるというお役目を頂きました。京都は古くからの都で、また神戸・横浜・長崎のように貿易や異国人また中華料理を早くから取り入れるという土地柄ではありませんでした。また花街に代表されるようにお座敷で接待される人にはニンニクや刺激物などは受け入れ難く薄味で和風中華という文化で成り立ってきました。そうした中昭和39年(1964年)に京都組合の役員の方々が上洛して京都で中華を営んでいる人に働きかけ昭和41年(1966年)に81人の会員で発足しました。その3年後 昭和44年には全国大会を京都ホテル新々館で開催してますます大きな組織になっていきます。私自身といえば 昭和45年に京都祇園の「竹香」さんで見習い勤務し始めました。昭和54年にここ亀岡で独立自営をして しばらくした平成元年に入会して頂きもう35年にもなります。今では京都の中華業界は他府県とも連携や料理勉強会なども繰り返しそれぞれの研鑽に努めていますが 歴史を調べていると先人たちの苦労努力が垣間見え コロナ禍ではありますが我々ももっと次世代につなげる努力が必要だと再認識しているところです。