茶道教室
2007年6月4日
お茶のお稽古では小さな空間で襖の開け方、歩き方にも神経を使います。掛け軸の前でお扇子を置き一礼をします。お花は「なでしことほたるぶくろ」でした。主菓子(おもがし)と干菓子(ほしがし)をよばれて、お薄を頂きます。静かな時間が流れます。皆さんに「お先に頂きます」や亭主に「お手前頂戴致します」というのも楽しいです。掛け軸には「清流無間断」(清流間断なし)とありました。清く流れるせせらぎは寸分もとぎれることなく続き小川から大川になり、やがて大海にたどり着きます。お稽古ごとでも料理でも人生でも小さな日々の継続が大切だと教えています。